こんにちは。らむねです。
若い頃不良をしていて失敗した事があっても、心を入れ替えてしっかりと生きている人は沢山います。
また、そのように頑張る若者に、手を差し伸べる大人も沢山います。
しかし、周りがどんなに背中を押しても、最終的に自分を変えるのは自分しかいません。
そこで、本気を出して変わろうとしなければ、また同じ事の繰り返しになってしまうのです。
今回はそんな人のお話です。
人は本当に変われるのか? ワケあり人材を採用する元ヤン社長
小幡眞治さん(35歳)は、現在工務店の社長。
10代の頃は手の付けられない不良で、半ばやけくそ状態、
両親や周りの大人に、散々迷惑をかけてきました。
しかし、少年院に入っているときに読んだ「何もないところから、自分の力で信頼を勝ち取った」
という新聞のコラム欄に大変感銘を受けた眞治さんは、
「自分もここから出たら手に職をつけて、社会から信頼される人間になる」と決意。
そして決意通り、工務店の親方の元で真面目に働きながら経験を積み、
知識と技術を身に付けて人脈を増やしていきました。
28歳で独立、順風満帆ではありませんでしたが、会社は徐々に大きくなり、
今では10人の従業員を雇えるような会社に成長しました。
過去の自分と同じような人を受け入れる
眞治さんは、「何処も引き受けてくれなくて、働けない人」も
自分の過去の経験から、積極的に採用してきました。
粘り強く仕事を教えて、コミュニケーションをとり、
1日でも早く、自信を持って仕事が出来るよう尽力してきました。
そういった多くの人は、眞治さんの元で働いているうちに自信とやる気を取り戻し、
眞治さんを「親方」と慕いながら独り立ちしていきました。
そんな眞治さんの会社に、3か月前知人から「トラブルを起こして地元に居られなくなったやつがいて、
仕事は真面目にやるやつだから、ちょっと面倒みてもらえないか」と頼まれ、
小岩井哲久さん(21歳)が働き始めました。
小岩井さんは身一つで出て来て、住む所もない状況でした。
眞治さんは、自宅の裏にあったコンテナを住めるように改造。
トイレ、お風呂は眞治さんの家を使わせて、食事の面倒も見ていました。
社長として、人生の先輩として従業員と接する眞治さんが抱えていく悩みとは?
(2018.12.25)